シンガポール2日目

9月24日(土)。朝はそれほど早く起きずホテルのバイキング形式の朝食を食べました。美味しかったけどこの朝食はいろんなホテルにあるようなありきたりなバイキングでした。美味しかったので食べすぎちゃったけど。今日は食べるものがたくさんあるので朝から食べ過ぎてしまってちょっと不安です。。朝食の後はホテルの日本人専用カウンターに向かい夜のバスメニューのお願いをしてきました。私たちが宿泊しているホテルはいくつかのバスメニューが用意されています。有料なのですが事前にお願いしておくと指定の時間にお風呂をデコレーションしてくれるとのことなのでこれはシンガポールに行く前からちょっと楽しみにしていました。今日はホテルに帰ってくるのが楽しみです。
その後はホテルから徒歩でラッフルズホテルへ向かいました。ラッフルズホテルとはシンガポールの観光名所であるとともにシンガポールの最高級ホテルです。

記念撮影などをしてロビーには入れるようなのでロビーに入ろうとしました。ロビーより奥は宿泊客でないと入れないようです。しかし私はロビーにも入れず入り口で止められてしまいました。そうなのです。。この日の私は短パンにランニングシャツという超ラフな格好だったのです。おもいっきり服装でひっかかって入れてくれませんでした。。そんな私を尻目に一緒にいた彼女は一人で中に入っちゃうし。。ショックでした。。しかし気をとりなおしてラッフルズホテルのバー、ロングバーへ向かいました。ここもドレスコードに引っかかるかな?と思ったのですが難なく入れました。老舗?にもかかわらずフランクな雰囲気で入りやすかったです。ちょうど昼過ぎだったせいかお客さんもそんなにおらず空いていました。ここはカクテル「シンガポール・スリング」の誕生したバーです。それ目当ての観光客が多いせいか席につくやいなや「シンガポール・スリング?」と店員さんに聞かれました。もちろんそれ目当てで来てたので頼みましたよ。

本場で飲むシンガポールスリングは美味しかったですよ。なんか濃くて。テーブルにはつまみの落花生が山盛りで置いてありました。殻は床に捨てるみたいで床には落花生の殻がたくさん落ちていました。
ロングバーを出た後は昼食を食べにタクシーでリトル・インディアへ向かいました。リトルインディアというのはインド系の人々が生活する地区です。ここにきた目的は今回のシンガポール旅行の食の目玉の一つあるフィッシュヘッド・カレーを食べることです。他にも食の目玉はあるんだけどね。しかし、朝食を食べ過ぎたせいか昼過ぎてもあまりお腹が空いてなかったためリトル・インディアを散策することに。ここは今までのシンガポールの街とは確かにちょっと雰囲気が違いました。街を往来する人が本当にインド系の人が多くまた空気というか臭いがあの香辛料の臭いなのです。ちょっと鼻が痛くなるというかムズムズするというか。。デリケートな人はちょっと厳しいかもね。で、通りをずんずん進んでいくとヒンズー教の寺院「スリ・ヴィラマカリアマン寺院」に到着しました。

靴を脱いで素足で中に入りました。やはり宗教関係の建物というのはある種独特の厳粛な雰囲気。何故か中庭ではインド系の人々が床に一列に座りカレーを食べていました。なんで?って感じでしたがこれも宗教的な儀式?なのでしょう。。
寺院を出ると大分腹もこなれてきたのでフィッシュヘッド・カレーを食べに「バナナ・リーフ・アポロ」へ。ここは日本で事前に美味しい店としてリサーチ済み。ちょっと道に迷ったけどなんとか到着しました。やはり人気店なのか店はほぼ満席。ちょうど席が空いたのですぐ座ることができました。早速フィッシュヘッド・カレーとサフランライスを注文。あとタイガービールも。タイガービールというのはシンガポールのビールです。シンガポールではビールを頼むと大概これが出てきました。そういえば万博のシンガポール館でもこれでしたね。

で、味の方はというと・・・辛い。。とっても辛かったです。でも美味しかった!。辛い中にもたぶんいろんな味がして魚の頭が影響してるのかな?っていう感じでした。ご飯は白飯かサフランライスを選べるのですが二人ともサフランライスにしました。しかもお代わりは自由らしいです。らしい、というのは二人とも全部食べるのに一生懸命でとてもそんな余裕は無かったからね。カレーも微妙に残してしまったし。美味しいんだけど朝食の食べすぎと最後の方は辛さでちょっと厳しくなってしまいました。残念。でもお勧めですね。
そしてカレーの後はセントーサ島へ向かう予定でしたがちょっと時間に余裕があったのでアラブストリートへ。ここにはサルタン・モスクがあります。


ここはシンガポール最大にして最古のイスラム教寺院だそうです。金色の屋根がきれいでした。この旅を通じて感じたことはイスラム教とかヒンズー教というのは日本ではあまり馴染みが無く、私自信も今までにほとんど接触する機会は無かったのですがちょっと今後の事も踏まえていろいろ検討しなきゃいけないなぁということですね。
さて、サルタン・モスクの後はいよいよセントーサ島へ。ブギス駅からMRTでハーバーフロント駅へ。そこからはバスでセントーサ島へ入りました。シンガポールのMRTはとってもきれいでした。ただチケットを購入するとデポジットという保証金が必ず1$取られるのです。そして目的の駅で改札を通り機械にチケットを入れて1$返金してもらう。チケットがカードになっているのでその保証金なんだろうけどちょっとめんどくさかったなぁ。そんなこんなでセントーサ島です。ここはシンガポール政府の観光政策で1972年より開発されたそうです。島のいたるところにいろんなアトラクションがありそのなかでもメインが第2のマーライオン、「マーライオン・タワー」です。このマーライオンは本家に比べるととっても大きくタワーになっておりそしてちょっとワイルド。

中に入り頂上まで登ることができます。頂上の展望台からの眺めは遠くシンガポールの街並みを一望できて良かったですよ。
そしてその後はセントーサ島のハイライトでもある夜のショー、ミュージカル・ファウンテンへ。このショーはいろいろな音楽に合わせて噴水から水が吹き出るショーです。そして噴水の水のカーテンにアニメーションを投影して楽しませてくれます。水の幕にアニメを写すのは万博の夜のショーと同じようなものですね。ショーが行われる場所はこんな感じです。遠くにマーライオンが見れます。

そしてショーはこんな感じ。


さらにヒートアップしてくるとマーライオンが暴走します。


なんと目からレーザービームを照射し観客を焼き尽くすのです。そこはまさに地獄の様でした。なんていうのは嘘できれいな緑のビームでショーを盛り上げてくれます。本家のマーライオンは口から水を吐き、セントーサのマーライオンは目からビームを出すなんてとっても素敵ですね。ショーは凄く盛り上がりとっても楽しかったです。セントーサ島はちょっと赴きが違うけどある意味ではTDRとかUSJとかと同じ匂いがしました。楽しかったです。
さて、ショーが終わったのでセントーサ島は脱出しホテルへ向かいました。でもお腹が空いていたのでホテルの近く、エスプラネードのホーカーズで夕食を。

フライド・ホッケンミー、これも有名なシンガポール料理だそうです。焼きそばみたいなものだと思うのですがとっても美味しかったです。多分シンガポールの料理は日本人の口にあう。何食っても美味しかったもん。これは間違いない。あとは写真にもあるけどチリがだいたい付いてくるので混ぜすぎないよう辛さに注意が必要かなぁ。食事の後はホテルへ帰りました。ホテルでは・・そうです。朝お願いしておいたバスメニューが待っておりました。

セカンド・ハネムーン。という名のバスメニューです。泡風呂に薔薇の花びらが浮いていて風呂の周りには冷えたシャンパン、山盛りのイチゴに生クリーム、薔薇の花束。そして窓から見えるシンガポールの夜景。とってもロマンチックなお風呂でした。シンガポールリッツ・カールトンは「世界一セクシーなバスルーム」を持つホテルだそうです。そしてシンガポール二日目の夜は更けていきました。。